厚労省に苦言その2

厚生労働省 政治

塩分取り過ぎは体に悪い?本当かいな

 これも厚労省の情報誘導だという事に社会が気付き始めたのではないだろうか。塩分は身体に必須な成分だから、厚労省のデータを信じたばかりにミネラルバランスを失って体調を崩した気の毒な方もあったようだが、釈明すらしない。塩分不足で脱水症状を起こすのは自明の理。塩分の取り過ぎで不具合を起こすなどという例は、殆ど汗をかいた経験も無く、仕事もしないで飽食が日常化している「のほほん族」に当てはまるだけで、汗を流して一生懸命社会に貢献する仕事なりをこなしている(つもりの)オイラ達一般社会人にとって、塩分は不可欠! 塩分をさして欲しがらない人々を観察してみれば、汗をかかない場面しか想像できない。塩分不足では血中酸素もミネラルも減るだろうしまともに仕事できるはずがない。

 厚労省がこんなことを言い出したおかげで、社会は「減塩パニック」に巻き込まれあらゆる食品の塩分が減少してしまった。オイラは夏場にトマトジュースを度々購入するが、ある時など塩分の入ったあるべき姿のトマトジュースが店頭に無く、やむを得ず無塩のやつを買わされるハメになり食塩を振りかけて飲んだ経験がある。馬鹿バカしいったらありゃしない。しかし数年が経過するうちに、減塩食品を支持しない消費者も多いことを思い知った食品メーカーや外食店は、早々に「減塩」「有塩」の二本立てに切り替えてきた。厚労省関係者が出入りする店舗だけは未だに減塩食品をうたっているんでしょうね。

 そもそも人間の体というのは余分なモノを排出するようにできているはずだ。特にオイラのような長野県出身者は漬物が大好きで、食事やお茶のお供に漬物さえあればそれだけで嬉しい。料理には塩を振ったりソースをたっぷりかけて頂くのが常なのだ。それでも皆さんよく働くし、長寿日本一に何度もなっている。オイラは一日に20グラム程度の塩分を食しているはずだが血圧が120以上になったことは一度もない。漬物・味噌など発酵食品のミネラル分が余分な塩分を調整してくれているのは医学界でも常識でそのような発酵食品には必ず塩分が含まれている。

 厚労省もその辺が恥ずかしかったのか、今年発表された長寿日本一が滋賀県となった原因が減塩のおかげだということにしていたが、これもまたもともと塩分を必要以上に摂っていた人だけを対象とした捏造データじゃないのか、と疑って見られないこともなく気にするまでもない。このような情報を何の疑いもなく鵜呑みにする報道機関もどうにかしているんじゃないでしょうか。

 以前お世話になっていた美味しい料理を一生懸命作ってくれたお店のママさんも言っていた。「お塩を減らしたら元気がなくなってきたから気にしないようにした。減塩なんて嘘っぱち。疲れて眠って朝起きたら、汗と一緒に余分な塩が体から抜けてシーツがダイヤモンドダストみたいにキラキラ輝いてた~」ってさ。「一度是非その光景を見てみたい~」って言ったら「いいよー」って言ってくれたような記憶があるのだが、残念ながら見損なった。脱線したが、余分な塩分は水分を適正に摂取していれば体が調節してくれる仕組みになっているんだから、厚労省がうそぶく減塩をそのまま自分に当てはめるのは身体のためにならないケースが多々あり得るからご注意を。

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