「裁量労働制」という制度、仕事時間の自由度を確保する目的らしい。この制度には当然二面性があって、雇用側が主体になればいくらでも使用者を働かせることができるし、被雇用者が主体になればいくらでもゴネることができる。労使どちらにもメリット・デメリットの両面があるのがややこしい点で理解しにくい。
「厚生省の体質」と検索すればいやというほどの批判記事が目に入るが、この組織はいわゆる「年金疑惑」を長妻昭氏に追及され自民党が敗れるというきっかけを作り、その後2009年には厚生労働大臣として長妻氏が就任したが結局言うことも聞かずにやり過ごしただけだった。従って本質を公表しない捏造体質は連綿と受け継がれている。
統計不正「厚労省の体質があらかさま」(産経ニュース)・厚労省で不適切統計、踏 href=”https://times.abema.tv/articles/-/5610466″ target=”_blank”>襲を良しとする“官僚組織の体質”に問題も(アベマタイムズ)・「毎月勤労統計」不適切調査に見る厚労省の根深い隠ぺい体質(ダイヤモンドオンライン)・統計不正生んだ分断組織 無責任体質、国民にツケ(日本経済新聞)などなど出るわでるわ。
厚生労働省がまたまたデータ捏造
またまたやってくれましたねぇ、厚生労働省さん。いくら政府からこういった内容の資料を明日の国会答弁までに用意するようにといわれても、不正確なデータから政府指針は正しいのだと見えるように論旨をすり替えるのは止めて頂きたいものですね。
嘘つきは泥棒の始まりってくらいで、オイラ達の貴重な時間と税金を浪費するような行為はいい加減に止めて頂きたい。あきれ果てて嫌悪感しか感じなくなってしまった。何なんでしょうね、この省庁は。
今年(2018年)に入ってから国会審議されている「働き方法案」の利点をアピールするために、安倍首相が「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べれば一般労働者よりも短いというデータもある」と裁量労働制の利点を強調したようだが、このデータもやはり厚労省が忖度目的で捏造したといわれてもしょうのないものだった。
国会中継でも紛糾しているが、分かり易く解説されているのはこちらの「時事ドットコム」。オイラも参考にさせて頂いた。捏造に隠蔽? はいはい、今に始まったことじゃないから別に驚くほどの事じゃないけれど、この省庁は自分家の思い込みを恥も外聞もなく平気で国民に押しつけようとする。恐らく職務マニュアルには「どんな醜い手段を使ってでも自論を正当化せよ」と書かれているに違いない。この省庁の皆様ときたら、自分が税金で生かされていることすら意識していないんじゃないのだろうか。ついでに書いてみた後記事の参考リンク、日経ビジネスの記事が本質を表しているかも。
「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、平均的な方で比べれば一般労働者よりも短いというデータもある」と説明していたが、
日本年金機構のお粗末体質も元を正せば厚労省
昨今大問題となっている500万件のデータを中国に売り渡した?どころかお金を払ってまでして贈答した日本年金機構。報道機関が事の重大さの割には控えめな露出となっているのも非常に気持ち悪いのだが、恐らく報道規制がかかっているのは間違いないと誰しも感じているのだろう。このような国家反逆罪ともいえる個人情報の大量流出を平気でやらせていた担当者は、他の国だったら間違いなく重罪なのにお構いなしで済ますおつもりでしょうか。
こんなんで東大卒などと言われた日には…社会に貢献しているであろう多くのまともな東大出身者はどんな気持ちでおいでだろうか。オイラは大学など出ていないが、多くの小中学生の中にも遙かにまともな人材はいくらでも存在するハズ。こちら日経ビジネスの関連記事「気高い方針がリスクになる調達業務の恐ろしさ」は面白い切り口で参考にさせていただきました。