陽子線と同時に処方される抗がん剤
陽子線治療といってもガン治療の場合は並行して抗がん剤が投与されるが、そのスケジュールが次の図だ。2週間周期で詳細に予定されている。処方は点滴と内服薬の両方、それに吐き気止めなどの副作用対策薬が含まれ結構な量となる。副作用の自覚症状まで事細かに説明書きがあり、ゾッとするような内容だ。
上部の3行が内服薬で下3行が点滴薬で、点滴は4週間で2回の予定となっている。服用の抗がん剤はかなり強烈らしく、服用する本人は素手でも良いが患者以外が触るときは必ず手袋を付けるよう注意書きがある。さらに抗がん剤治療後2日まではトイレを2回流すよう注意書きが渡された。下図。
11月10日から抗がん剤投与が始まり1回目の投与が終わる14日までは特に異変は感じなかった。ところが2週間のお休み期間が終わり4週間目に2回目の抗がん剤投与が始まると大変なことになった。