長期間使用しない乾電池機器の保存法
季節の変わり目など、家電製品などを入れ替えるお宅も多いものだろう。今回はそんな時に気をつけておきたい「プ知恵」。
四季折々の衣替えと共に、家電製品などの配置換えを行ったご家庭も多かろう。そんな時、ちょっとした工夫で翌シーズンもトラブルなくすんなり迎えられるよう、乾電池の取り扱いについて。
我が家ではいつ停電になっても対処できるよう、暖房器具の一つとして電力に依存しない「自立型石油ストーブ」も併用している。電力がなくても困らない暖房器具としては他に「ガスストーブ」もある。ガスファンヒーターや石油ファンヒーターはいかにも便利そうではあるが、電力がなければ単なるゴミでしかない。電気があるのが当たり前、などという甘ったれた考えは危険だ。ライフラインは互いに補完できるよう多重に準備しておかないと、いざという時には命にも関わってくる。
余談はさておき、写真は電動灯油ポンプを片付けて替わりにエアコンリモコンを取り出した時、下は灯油ストーブを片付けた時の写真だ。
写真で分かりづらいかも知れないが、乾電池をセットしたまま長期間放置すると自然放電による消耗とかひどい時は液漏れが発生して面倒なことになる場合がある。メーカーの取扱書には必ずと言って良いほど「長期間使わないで収納する際は電池を取り出してください」と書かれているはずだが、オイラはこれが面倒くさいし、使いかけの電池があとどれくらい使えるのか分からなくなるので、乾電池をラップで包んで(絶縁して)元の機器にセットしたまま収納することにしている。但し、気をつけなければいけないのは電池をセットする際に機器の電極板でラップが擦れて破れないようにそうっと押し込むこと。仮にプラスマイナスの片側が接触しても片方が絶縁されていれば問題ないとは思うのだが。
我が家ではこの方法で10年以上収納しているが、問題が起きたことは一度もない。写真の灯油ポンプは3年目、エアコンリモコンも3年目である。特に乾電池点火式の灯油ストーブは電池を接触させたまま置いておくと電波や磁気などの影響を受けて自然発火し、火災に繋がった例もあるようなので、必ず電池を外すかオイラのようにラップで絶縁して保管するよう気をつけて頂きたい。
今回はチョットした生活ヒント=プ知恵を書いてみたが、他にもいろいろと役に立つ、かも、知れない事に気付いたら書いていきたいと思う。