肺ガンの原因は本当にタバコなのだろうか

タバコって言われているほどホントに有害？

　2020年の第２回東京オリンピックを控えて、またぞろ禁煙論議が始まり愛煙家のオイラにとっては全くもって面倒臭い限りだった。当時とみに「嫌煙ヒステリー患者」が増えてきたように感じたし、その当時の世論は禁煙一色に。で、今回は嫌煙権・喫煙権について。
　例えば、嫌煙の話題となると即座にテンション切り替えスイッチがハィになり、「聞か猿」状態で声だかになる御仁が突然増殖する。突然現れるというのは、普段は存在しているのか分からないほど仕事上でも役に立っていそうもない人に限って、ここぞとばかりに自分の無能さを棚に上げて禁煙々々とわめき立てて自身のストレス解消を図っていらっしゃる。これはオイラが長年勤務したある職場の喫煙コーナーで度々ささやかれた話題である。
　この類い方々は例えば、原因の分からない症状に直面すると「それはタバコのせいです」と言い逃れて診察を切り上げ、初診診察料で成果を上げたがる力量のない未医師とか、自称コメンテーター等の中にも、まるで迷惑な隣国の日本バッシングさながらに重箱の隅をほじく返すがごとき自論のみをバラ撒いて悦に入っていらっしゃる。
　他にも、誰が発信したか分からないSNSやランク付けを盲信し、化学調味料でデッチ上げられたラーメンに700～900円を払い続けるために、寒空の下並び続けて通い詰めるようなかわいそうな方々。
　ちなみに、ラーメンについてはオイラも後学のために一度は味見することにしてはいる。余談になってしまうので、ラーメンの話は後日…。
　勿論、全てがそのようなタイプとは限らないのだろうが、冷静に対峙することの出来る人というのは例外なくご自身で真実を見極められる習慣がついているので、簡単に他人の尻馬に乗っかって暴動を起こすことはない。

肺ガンの原因をタバコのせいだけにするな

　オイラのことは棚に上げておいて、世の中で難しい仕事をこなしている人々の中にはタバコを愛用している人がごまんといらっしゃる。例を挙げればきりが無いが宮崎駿さんは執筆中に必ずタバコを吹かしているし、サンドウィッチマンさんもそうだ。所ジョージさんが紹介している「ぽつんと一軒家」に登場してきたご年配の人たちの中にもタバコを吸っている人たちが数多く登場している。オイラは常に肺ガンはタバコのせいではなく毒性物質が充満している都会生活が原因だと思っている。
　オイラは昔からタバコの煙が充満することもあった家の中に住んでいたが、親族の中で肺がんにかかった人は一人もいない。このブログでも記事にしているようにオイラもついに2023年に肺ガンステージ４と診断され大変な思いをしてきたのだが、タバコが主原因だとか重大な害のあるものとは今でも思わない。
　一時は肺がんの原因とか言われて、それもあり得るかな程度の認識でいたのだが最近になって喫煙率と肺がん罹患率が反比例しているのが明白となり、ほら見ろデタラメじゃないかと確信している。

受動喫煙ってどこから湧いて出たの？

　もちろん喫煙が無害と言っているわけではないが、それ以外の肺がん原因が明らかに増加しているようだ。参考＝Medical Note
　受動喫煙がどうとか言う議論の前に、そもそもタバコの煙がそれほど危険なもだという話がどこから湧き出てきたものか調べてみたら、こんなのが出てきた。「受動喫煙によって妻が死亡した」説の元凶となった「平山論文」の検証記事である。本日リンク先を検証したところ件のサイトが見当たらないためWikipediaとweblioの該当ページをリンク先として紹介しておきます。
　この記事の著者：竹本氏によれば、当時の厚生省の意向に沿うように偏った統計手法によって事象の一点にのみスポットライトを当てた作為的な報告データ（注１）ではないか、といった内容かと思われる。（竹本さん、間違っていましたらごめんなさい｡)　このデータがもてはやされたのは、当時発生した嫌煙権運動のブームにたまたま乗ってしまったからに他ならず。その後世界中で33の機関が検証してみたところ何と26機関では平山論文は無意味と結論づけられたそうだ。
　にも関わらず何とか自分の存在価値を残しておきたい厚労省の無能役人＝無役人は喫煙の短所ばかり祭り上げ、批判をタバコに集中させ他の重要問題から目をそらせる作戦。例えば排ガス問題など都市公害。タバコは葉っぱが一枚（１グラム？）炭化するだけで吸引しても死なない。現にオイラを始めとする多くの愛煙家は数十年にわたって喫煙しているのだが生きているではないか！これをどのように説明・釈明できるというのだろうか。喫煙率が減ってきているのに肺がん率が上がっているのは何故だ。たばこを吸わなくなったから肺がんが増えたのかい？(笑)

ホントに危ないのは何だ？

　例えば化石燃料自動車はアクセル一踏みで化石燃料○○グラムが炭化し排ガスに。動物が吸い込んだら確実に死に至る。タバコの紫煙に目くじらたてる前に化石燃料を使うのを止めて電気も使わない事だ。但しエコエネルギーは別。嫌煙を叫ぶ前に自動車べったりを即座に止めて自転車や公共交通移動に切り替えなさいな。食品も含めてあらゆる石油合成物質を遠ざけることも重要だろう。

注１：データの一点のみ取り上げる手法は役人や詐欺師がよく使う手法で、例えはいくらでも出来るのだが光の色を例にとるのが解りやすいのだろうか。色の三原色というのは誰しも分かっていることだと思うが、白い光を見せておいてこれは赤い光です。というような主張をするとしたら、どう思いますか？確かに赤い光は入っているものの、青と緑を説明していないわけだから、ホントのような嘘ということになる。しかるにこのような主張をする輩は間違いではないから罪ではないと開き直る。前述の平山論文なるものは厚生省からこの結論が必要なのだ、との前提に立ってデータの一点にのみスポットライトを当てて、見事にごまかし論文をでっち上げたということになるのだろう。