前回までSNSアプリについて触れてきたが、スマホのアプリ全般に電話帳その他画像ファイルや端末データにアクセスする、と謳っているものが大半を占める。
当然のごとく、あなたのスマホデータはアプリ配布元のサーバーにコピーされている。LINEのように通話機能を利用すれば、音声データも記録されているハズで、まさに盗聴状態。何故かと言えば固定電話の電話線や携帯各社の基地局を通じて話しているのではなく、インターネットプロトコルを使い、LINE社のサーバーを経由しているから。当たり前の事だが。
コールセンターなどに電話した時など『通話の内容はサービス向上のため録音させて頂いております』といったアナウンスがあるものだが、LINEではさもそれが当然のように断りもない。
まさか、政治家はもちろん、自衛隊員や警察官など危機管理上重要な公務員でこれLINEを使ってる人は居ないでしょうねぇ……。(笑) 万が一使っていたとしたら、まるでアホウとしか言いようがないと思うのだが。
ちなみに聞くところによると元公社のNTTには結構いらっしゃるようで、発信場所も特定されている可能性すらあるのに個人情報取り扱いについての知識もその連中には無いようですなぁ。顧客の電話帳情報をLINEのサーバーに送っているばかりか、データを全てコピーされていること位気づかないアンポンタンだな。たとえ子供の遊びの範囲でも親の話が出てくればアウトだと思いますが、いかが? ったくDoCoMoもエラい物を拡散してくれたものだ。当然のごとく責任は取らない。
防衛策としてオイラが実施しているのは、スマホでLINEやKakaoTalk(カカオトーク)を使ってる人には電話番号は教えても実名登録やその他のデータ登録は絶対に記載しないよう念を押している。両者共に韓国にサーバーを置いているからに他ならない。