スマホの危険性2

スマホは便利で素晴らしい、だが、危険性は知らんぷり 生活

 前回はガラケーに替わって登場してきたスマホの仕組み、OSについて話したが今回はもっとたちが悪いと思われるスマホアプリについて。

 スマホのアプリで最も利用されているのは、この頃ではなんといってもSNSだ。スマホ利用動機の一番はSNSをやるため、という人が殆どを占めるはずだ。

 ではSNSアプリの代表格はといえば、先駆けとなったFacebook・Twitter、そしてnttDoCoMoがGALAXY出荷時標準インストールしたことによって日本で一気に普及したLINE。(恐らくDoCoMoが価格交渉の条件として受け入れたか)他にもGoogle+などが有名どころのようだ。

 Facebookについてはご存知のとおりハーバード大学の学生会のような組織が前身で、創始者の一人とされるマーク・ザッカーバーグ氏は度々日本のマスメディアにも登場している。ユーザー情報の取り扱いについても当然のごとく連絡先情報にアクセスするばかりか、通話の内容までモニターしてマーケティングに利用している等という噂まで出てくる始末だ。アメリカ軍に情報が見られているのはごく当然のこと。

 Twitterはトランプ大統領発言で一気に知名度を上げた格好となってしまったが、会社側の仕様説明ではSNSではないということになっている。だがオイラ達日本人にとってはsocial networking serviceの一つとして捉えても差し支えないと思う。ただ、他のツールとやや違っているのは利用者の個人情報に対する執着心が少ないので、やや安心して利用できるだろうということ。それが分かっているからこそトランプ大統領も頻繁に利用できるのだろう。

 オイラが一番心配しているのはLINEだ。nttDocomoが標準搭載してLineが普及し始めた頃、オイラも周りから執拗に勧められてインストールしてみようかなと、Google Playからダウンロードして「利用規約」を読んでみた。この作業を怠ってインストールしてしまう人が殆どのようだが、危険極まりない軽率さだ。素っ裸で人前に出るに等しい!そうしたら「このアプリは電話帳にアクセスします」と謳っている。ん?電話帳をのぞき見するだと?…これは大変な問題だ。当時オイラの電話帳には仕事・プライベート含めて500件近くのデータが入っていた。チョット待てよ、これらのデータを例えベンダーといえども公開して良いのか?というのが素朴な疑問。で、誰が作ったアプリか調べてみたら何と「李海珍」という中国名(後に韓国名と判明)が出てきた。ということは、Lineを使う=他国へ他人の個人情報までを出すことになる。nttDocomoへ問い合わせてみると案の定「当社はアプリの利用に関して何の責任も負いません」だと。ここの連中は自分のことしか考えていない、つまりiPhone対応の失敗で落としたシェアをLineが取り戻してくれる、程度のハレンチな思いつきでインストールしただけのこと。おおかたキックバックに目が眩んで、バックボーンの精査なしでプレインストールしたに違いない。オイラは当然そのような危険な橋は渡れないから絶対に使えるわけがない。

スマホの危険性3>>>

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