松屋の牛めし
最後はオイラのイチ押し、松屋。何が良いって、まず第一に化学調味料を一切使わないで、他店並み、あるいはそれ以下の金額を維持していること。 牛丼のタレや味噌汁が良い例だが、他チェーン店のように化学合成の調味料を使えば手間もかからず、当然のごとく原価率が下がって純利益が上昇するのに、松屋の場合は「みんなの食卓でありたい」というキャッチフレーズに違わず、実の家族が安全に食べられるか?…が一番重要な経営姿勢として定着しているのだろう。客の健康を害する恐れのあることは他チェーン店と一線を画し絶対に行わないとオイラは確信している。
横道に逸れるが、かなり以前山崎パンに関わる業務を経験したこともあるオイラだが、工場勤務の人たちと親しくなってくると必ず耳にしたことが「社長は家では自社のパンを食べない」…と言う内容だった。パンに防腐処理をして決してカビが発生しないようにしていることは周知の事実で、これは山崎パンに限らず他のパンメーカーにも当てはまる事だと思う。パンにカビが生えるのは当たり前の事なのだが、見た目は悪くなるしクレームを付けたがる愚かな消費者が増えてきたからやむを得ず防腐処理をしなければ経営が成り立たないのだろう。
そういった薬品加工に嫌悪感を抱く消費者が増えたことで、最近は添加物を使わないでその日に販売できる数だけを提供する地域限定のオリジナルパンの人気が高まり、巷でブームとなっているのだろう。
ハンバーガーを例にとっても、マクドナルドのハンバーガーをオイラは過去に二度だけ食べてみたのだが、防腐剤臭くて食べられたものではなかった。気にならない人が大部分を占めるようだが…。
さて本題に戻って松屋では店内食に限ってだが、牛めしその他に追加料金無しで味噌汁を付けてくれるのはオイラのように一日一食必ず味噌汁を摂らないと体調が悪くなることを知っている者にとって、ホントにありがたい存在なのだ。さらに働き盛りの人にとってはご飯の「おかわり無料」サービスは嬉しい限りだろう。 2024年12月時点で御三家の並盛価格を下表にまとめてみた。松屋だけは店内食に限り味噌汁付き。
松屋牛めし味噌汁付き | すき家 並盛 | 吉野家 並盛 | ||
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並盛 | あたま大盛 | |||
牛丼カロリー | 687kcal | 765kcal | 732kcal | 652kcal |
価格 | 430円 | 580円 | 450円 | 453円 |
中でも最近オイラがちょくちょく利用させてもらっている「朝食メニュー」は他に類を見ない経済的メニューが幾多とあるが、中でも卵かけご飯は何と330円でご飯おかわりが可能だ。働き盛りの人にとってはものすごくありがたいメニューだと確信している。何しろ喫茶店のモーニングメニューより遙かにお値打ちだ。
世のお母さん方に進言。子供に牛丼を食べさせるなら、化学物質を使用していない松屋のようなオーガニック店を選択した方が無難なことは今更言うまでもない。
※ただ一つだけ松屋さんにお願い、券売機のインターフェイスが悪くて非常に使いづらいのを改善して頂けるとありがたい。松屋さんのホームページは雑多なリンクが上手に整理されていて、非常にユーザーインターフェイスが優れている。このホームページを作っている担当の方にアドバイスしてもらうだけで問題は解決すると思うのだが、どんなもんでしょうか?