喫煙マナー2

タバコ

周りに障害物がある時のタバコの持ち方

 これをごらんの愛煙家の皆さんは、タバコをどんな風に持って吸いますか?ほとんどの人は人差し指と中指で挟んで写真のように持っているのではないだろうか。
安全なタバコの持ち方
 映画か何かの影響だとお思われるが、これが格好良いと勘違いされている節がある。確かに座って足を組み、ふんぞり返って手の甲からタバコが外に向かって伸び、オレンジ色の先端のから紫煙が立ち上る様は、映画監督が指示しそうな場面ではある。
 歩きタバコで火を外に向けて振り回しながら歩いていた脳不足(ノータリン)が、すれ違いざま女の子の目に火を押しつけて失明させてしまったというとんでもない事故を起こしたことが問題となり嫌煙運動が高まるきっかけともなってしまった。

化学繊維の布団は火災死亡事故の原因

 火の付いたタバコの先端部分は700℃近くのはずだから、化学繊維の布団などに落ちれば内部で火種が延焼し一気に発火して火災に繋がり、死亡事故も度々報道されるし、危険極まりない。
 もしあなたの周りの愛煙家で化繊の布団を使っている人が居たら、天然の綿を使った布団に変えた方が安全だと教えてあげて欲しい。天然素材の布団類は火が点いても急激に火が立ち上ることなく、化繊のような有毒ガスは発生しない。愛煙家に限らず災害危険度はグッと下がるはずだ。
 タバコをたしなんで良いのは20才以上の大人の特権なのだから、タバコの火もライターも扱い方によっては危険なものだ、という大人の意識と自覚を持って付き合ってやって下さいな。

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